【PL】スーパーざっくりした損益計算書の説明

コラム
エフ博士
エフ博士

こんにちはエフ博士です。

今回は損益計算書(PL)についてざっくり話してみたいと思います。

アールさん
アールさん

損益計算書と言えば財務諸表の内の一つでとても重要ですよね。

エフ博士
エフ博士

そうですね。

ただ貸借対照表(BS)やキャッシュフロー計算書(CF計算書)に比べたら構成自体は結構簡単だと思いますよ。

損益計算書とは

損益計算書とは財務諸表のうちの1つです。

損益計算書のことをPLとも言いますが、これは英語のprofit and loss statementから来ています。

ただ、「損益計算書」「PL」はよく使いますが、「profit and loss statement」という言葉は殆ど使用しないと思います。

エフ博士
エフ博士

個人的には「profit and loss statement」という単語の方は特に覚えなくても問題ないと思います。

基本的には「損益計算書」か「PL」と呼ぶことが多いです。

この二つを使い分ける場面はあまりないと思いますので、好きな方を使えばいいでしょう。

アールさん
アールさん

自分は短いので「PL」の方を使います。

損益計算書にはある一定期間の会社の収益と費用の状況(※収益と費用の差額が利益となります。)を記載します。

一定期間には月単位、年単位などがあり目的に合わせた期間で作成されますが、基本的には会社の会計期間が基になります。

会社には1年間の会計期間というものがあります。

  • ①4月から始まる「20年4月~21年3月」
  • ②1月から始まる「20年1月~20年12月」

日本だと上記のどちらかのパターンが殆どになります。

例えばA社は「20年4月~21年3月」パターンを採用していますが、B社やC社は「20年1月~20年12月」を採用しているといった風に会社ごとに異なっています。

A社の損益計算書であれば「20年4月~21年3月(1年間の累計)」、「20年5月(単月)」、「20年4月~20年8月(会計期間の開始月からある時点まで)」といったようなパターンで作成されます。

エフ博士
エフ博士

特に会計期間1年間の年間累計PLは基本となる資料になります。

この会計期間の間に発生した【収益】と【費用】を記録していき、差額の利益を算出します。

損益計算書の構成

損益計算書の項目

損益計算書の構成は以下のようになります。

エフ博士
エフ博士

会社にお金が入ってくる項目が【収益】

会社が支払う項目が【費用】になります。

厳密には異なるのですが基本的に最初は上記の認識で良いと思います。

各項目は名前からどちらになるか想像できると思います。

アールさん
アールさん

売上高は収益、原価は費用でしょうか?

販売及び一般管理費と言うのはなんでしょう?

エフ博士
エフ博士

これは簡単に言えば経費ですね。

経費は会社からすればお金を使うことになるので費用になります。

各項目を分類すると以下のようになります。

【収益】=売上高、営業外収益、特別利益

【費用】=売上原価、販売費及び一般管理費(経費)、営業外費用、特別損失、法人税等

項目はいくつかに分かれていますが基本的にPLは 【収益】ー【費用】=【利益】 を表した資料になります。

具体的な損益計算書の見方

それでは具体的にPLを上から順番に見ていきましょう。

まず【売上高1,000ー売上原価600=売上総利益400】となります。

エフ博士
エフ博士

材料や工数など含めて600円の商品を1,000円で売って400円の利益が出たといった具合になります。

これはよく粗利とも言いますね。

漢字が粗利なのか荒利なのかは諸説あります・・・。

次に【営業利益400ー販売及び一般管理費200=営業利益200】になります。

販売及び一般管理費は例えば営業部門や人事総務など管理系の部門でかかる費用になります。

アールさん
アールさん

工場で実際にモノを作る人だけでなく会社全体を管理する人たちもいますもんね。

基本的にはこの営業利益が会社の本業で稼いだ利益になるので、営業利益の数字や営業利益を売上高で割った営業利益率会社の力を表す重要な数字になってきます。

しかし、これ以外にも会社の損益にかかわる項目が続きます。

さらに計算は続き【営業利益200+営業外収益10ー営業外費用10=計上利益200】となります。

アールさん
アールさん

さっきまでの項目はなんとなくイメージしやすかったのですが、営業外収益や営業外費用とはどういったものなのでしょう?

エフ博士
エフ博士

ここには名前の通り本業とは少し異なったものが入ってきます。

例えば銀行からお金を借りた場合利息を払う必要がありますよね?

そういったものは営業外費用に該当します。

逆にお金を貸して利息が入ってくれば営業外収益となります。

経常利益が算出されると【経常利益200+特別利益30ー特別損失20=税引前利益210】を計算して税引前利益が確定します。

アールさん
アールさん

特別とは一体・・・。

エフ博士
エフ博士

ここには例えば固定資産を売却したり廃棄した際の数字などが入ってきます。

固定資産とは会社で商品を作るための設備などが該当するのですが、固定資産を売却したり廃棄することもあります。

その際には本業で作った商品を売ったわけではないので、売上高や原価ではなく特別利益や特別損失として扱われます。

エフ博士
エフ博士

ちなみにこの項目は結構目をつけられやすい部分でもあります。

アールさん
アールさん

どうしてですか?

固定資産は普通長期にわたり会社で使用するので、必ずしも毎年売ったり廃却したりするわけではありません。

そのため毎年似たような数字になるわけではなく、年度によってかなりバラつきやすいという特徴があります。

数字が計上された場合単純に第三者から見て目立ってしまうということになります。

エフ博士
エフ博士

通常とは異なる動きが反映されやすいので不正に利益や費用を計上していないか注目されやすい項目になります。

アールさん
アールさん

会社は不正をしていないかよく監査されますからね。

最後に【税引前利益210ー法人税等80=当期純利益130】が計算されて終わりです。

まとめ

  • 損益計算書はある一定期間の会社の収益と費用(と差額の利益)の状況を記載した資料
  • 会社には1年間の会計期間が定められている。
  • 【収益】ー【費用】=【利益】の数式になる
エフ博士
エフ博士

会社の経営者は損益計算書の中の利益を大きくするために頑張っています。

景気が良い時は売上高を増やして【収益】を増やしていけますが、景気が悪い時には販売費及び一般管理費(経費)を減らして【費用】を減らすことで利益を確保します。

それでは。

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