【MACD初心者講座】米国株初心者が一夜漬けで学んでみた

投資用語

こんにちは、エフです。

今回はテクニカル指標の一つでもあるMACDについて私が学んだことを解説します。

使うだけなら初心者でも簡単だと思います。

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MACDは売買タイミングの指標になる

投資を始めて間もない人の場合、買いたい銘柄が決まったとしても株の売買をする際一体どのタイミングで買えばいいのか見当がつかない人も多いのではないでしょうか?

私の場合は特に買うタイミングをつかめないことが多かったです。

過去数カ月のチャートの形を見て割安だと感じた時に買うといったとても大雑把な買い方をしていました。

もちろん未来の確実な値動きなど誰にもわからないのですから、私のような買い方をしても儲けられる時もあると思います。

しかし、もう少し具体的な指標を基に売買のタイミングを決めれば、より高い精度で利益を出すことができると思います。

今回はその指標の一つとしてMACDについて学んでみましたので解説してみます。

ちなみにMACDはマックディーと読みます。

投資の世界にはやたらとアルファベットで略した単語が多く出てきますね・・・。

MACDの見方

実際のチャートでMACDの指標を見てみたいと思います。

これはグーグルの株価チャートになりますが、下段にある青い折れ線と赤い折れ線が投資判断の基準として使用されます。

青いラインがMACDライン赤いラインがシグナルラインになります。

使い方自体は簡単で、赤いシグナルラインの上昇を青いMACDラインの上昇が追い抜きクロスしたところが株価上昇トレンドへの転換タイミングになります。

実際に株価を示している上段のチャート部分を見ても、連動して株価が上昇しているのが確認できます。

長期の移動平均線を短期の移動平均線がクロスして追い抜いていく部分をゴールデンクロスといい、こちらも上昇トレンドへの転換部分を判断する指標として使われますが、MACDも同じような感じになります。

つまりこのタイミングで株を購入すれば上昇トレンドに乗って利益を出せる可能性が高いということになります。

反対に赤いシグナルラインの下落を青いMACDラインが下落して追い抜きクロスしたところが株価下落トレンドへの転換タイミングになります。

こちらはデッドクロスと呼ばれています。

エフ博士
エフ博士

見方自体は簡単ですし、ラインがどのように算出されているかを知らなくても参考にすることはできます。

しかし、ラインの算出方法も知っておけばより理解を深めた上で利用することができると思います。

指数平滑移動平均の算出方法

簡単な見方はわかりましたが、これらのラインはどのように計算されて求められているのでしょうか?

前提知識としてまず指数平滑移動平均の理解が必要になります。

通常の移動平均線について

移動平均線はかなりメジャーな指標なので初心者でも目安として使用する人が多いと思います。

日足の移動平均線であれば当日を含めた過去数日間の終値の平均を線として結んだものになります。

例えば5日移動平均線であれば当日を含めて過去5日間の終値の平均を線で結んだものになりますし、25日移動平均線であれば参照される値は過去25日間の終値の平均ということになります。

具体的に3日間移動平均線であれば、一昨日が90円、昨日が100円、当日が110円と仮定して過去3日間の平均を算出した値になりますので、(90円+100円+110円)/3=100円のような計算になります。

これは単純移動平均を使用した計算になります。

一方MACD指標はこの単純移動平均線の考えを改良したものになります。

指数平滑移動平均について

段々ややこしそうな言葉が出てきました。

通常の移動平均線は上記の計算のように単純移動平均の考えが用いられていますが、MACDには指数平滑移動平均の考え方が用いられています。

指数平滑移動平均は英語でEMA(Exponetial Moving Average)と言います。

通常の移動平均の考え方と何が違うのかと言うと、ある期間の平均を参照する際に直近の数値の方により大きな比重をかけて求められているという違いがあります。

極端な例を出しますと、ある指標の算出において過去100年の平均をとって算出された場合本来は100年前の数字よりも1年前の数字の方が未来における信ぴょう性は高いはずです。しかし、通常の移動平均の場合はこれらが同列の比重として扱われてしまっています。平滑移動平均は直近の数字にウエイトを置くことによりこの点を改善したものになります。

指数平滑移動平均の具体的な計算例

以下が具体的な計算方法の違いになります。

条件:1日目(一昨日)が90円、2日目(昨日)が100円、3日目(当日)が110円 過去3日間を参照

当日の単純移動平均値:(90円+100円+110円)/3=100円

当日の指数平滑移動平均:(90円+100円+110円+110円)/4=102.5円

エフ博士
エフ博士

簡単な数字を具体的に使用して比較するとわかりやすいですね。

違いは当日の110円部分になります。

指数平滑移動平均の方では110円が二倍されて分母の数字が+1されています。

EMA(指数平滑移動平均)で計算した方が直近の110円の比重を強くしているため平均値が単純移動平均よりも2.5円プラスされている結果となっています。

仮に4日目が120円の場合、4日目のEMAの計算は次のようになります。

(102.5円+102.5円+120円+120円)/4=111.25円

3日目で算出されたEMAの102.5円が2日分と4日目の120円を二倍した数字が分子になり、3日分+1日分が分母になり111.25円が算出されました。

つまり結果的には「昨日のEMA」と「当日の株価」がわかれば計算できるということになります。

MACDの算出方法

指数平滑移動平均の考え方がわかれば後少しです。

最初に示したグーグルのチャートに戻ります。

青いラインがMACDライン赤いラインがシグナルラインになりますが、算出方法は以下の通りになります。

MACDライン=短期EMA(12日間)- 長期EMA(26日間)

シグナルライン=MACDのEMA(9日間)

シグナルラインはMACDラインのEMAになるので、反応はシグナルラインの方が鈍くなります(MACDの値の方が先に反応して動きます)。

ちなみに日数はパラメータの変更により変えられますが、多くの人はこのパラメータの値を使用しているようですので特に変える必要はないでしょう。

何故なら結局のところどんな指標も多くの人の心理状態を捉えるのに使用するのが目的ですので、大多数が使用しているパラメータにしておくことが必要だと思います。

エフ博士
エフ博士

仮に市場のプレイヤーが自分以外に1人だけで、その人が法則性がなくでたらめな動きをしていたと仮定した場合、自分が色々な指標を使って分析しようとしても無意味なことだと思います。

MACDは基本的にこの二つの線がクロスする部分を見て、トレンドの転換点を判断していくといった指標になります。

まとめ

・MACDの指標を使えば売買のタイミングを判断しやすくなる。

・MACDはMACDラインとシグナルラインといった二つのラインを使用する。

・MACDラインとシグナルラインがクロスした部分がトレンドの転換期になることが多い。

・MACDラインがシグナルラインを追い抜いてクロスする部分が利益の出やすい購入のタイミングになりやすい。

・EMA指数平滑移動平均は移動平均よりも直近の参照数字の比重を高めた計算方法。

・MACDライン=短期EMA(12日間)- 長期EMA(26日間) 

・シグナルライン=MACDのEMA(9日間)

これまで普通の移動平均線しか使用していなかった人は直近の株価がより反映されているMACDも使用してみると良いかもしれません。

また、MACDだけでなく他の指標も組み合わせて使用するとより精度の高い予測ができるかもしれません。

それでは。

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